女性の一人暮らしも都会では当たり前、珍しいことでもなんでもありません。
特に最近は少子高齢化とも関連しているのでしょうか、高齢者の一人暮らしというのも大変多くなっているそうですね。
ところで、私の知人にも上京して一人暮らしをしている女性がおります。
先日、彼女と世間話をしていたら、驚くようなことを言うのです。
というのは、彼女、マンションの5階に住んでいるのですが、5階だからっていって、窓を開けたまま寝たりしているんだそうですよ。
私が「えーーー!」って驚いたものですから、逆に彼女のほうがなんでそんなにビックリするのかと驚く始末でした。
だって夏なんて窓を閉めちゃったら暑いじゃない、なんて言って平気なんですね。
いくら上層階だって、屋上から伝い降りてくるという、スパイダーマンみたいな泥棒だっているんだから、油断は禁物だよ、って諭したのですが、彼女どれだけ分かってくれたか心配です。
そもそも彼女の実家は、地方で農家をやっているのですが、昔ながらの農家なので、玄関なんかもカギをかけないような生活をしているのですって。
近所の小父さんなんかが来て、勝手に上がっていくような生活風景なんですね。
まあ、そういったご近所のコミュニティであればいいのかもしれませんけれども、その感覚で他のところで通用するわけではないんですよね。
そういった環境で育ってきた彼女は、大人になってもあまりカギの重要さを感じていないんです。
ですから「泥棒に入られてからでは遅いのよ!」って言い聞かせましたよ。
盗難に会うだけでなく、傷つけられたりすることだってありえるし、命の危険まで及ぶ可能性だってあるわけです。
それから、外出する時以外にもカギをかけるのは当然として、その鍵自体も、厳重な作りものなのか、確認するべきですね。
カンタンな作りのものですと、外側からこじ開けたり壊したりするのも犯人にとっては簡単なわけです。
容易に開けられることのないよう、安全性の高いものをつけることを勧めました。